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やっぱりゴッドファーザーという映画は、アメリカン・ニューシネマにおいても外すことはできませんし、未だにギャング映画では、最高峰の映画だと思います。 パート1〜3までを観て、まず思ったのは、このゴッドファーザーという映画は、改めて三男のマイケル・コルレオーネの映画だったんだなっていうことです。 1〜3まで通しで出演しているのは、アル・パチーノしかいないので、当たり前と言えば当たり前ですが。それでも、3まで観てから、改めて1とか2を観てみると、全てマイケルを中心に作られていた、という気がします。マーロン・ブランドもロバート・デ・ニーロも、アル・パチーノのあくまで脇役、といった感じです。 全編を通して、一番印象に残っているのは、パート2のマイケルの目です。あの目は一体何なんでしょうか。ガラス玉というか魚の目というか、およそ人間の血が通っている感情のある目には見えません。あのマイケルの目が見れるだけでも、この映画を観る価値は十分あるような気がします。 マーロン・ブランドやロバート・デ・ニーロやソニー・コルレオーネのギャングのいかにも的な演技より、あのマイケルの目のほうが、ゾクッとします。アル・パチーノという人間の、生まれついてのああいう目、というのももちろんあると思いますが、そういう意味で、マイケルを演じることができるのは、アル・パチーノしかいなかったんだろうなって思います。 上のYouTubeのシーンはかなり好きです。パート2の最初の頃のシーンですが、いきなりあのマイケルの目が全開です。議員がやってきて、ライセンスと引換に賄賂を要求します。ここで、マイケル自信だけでななく、コルレオーネファミリーを非難されます。マフィアですから、当然家族を侮辱するのだけは許せません。 賄賂を要求されて…マイケルが応えます…「あんたにやるお金は………ナッシング。」 このときのマイケルの目、優しそうな高い声、そして微妙に体や顔をゆらゆらと揺らしながら…。この微妙な揺れが大好きです。これこそ、アル・パチーノというよりも、マイケル・コルレオーネなんだなっていうシーンです。
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